動物愛護週間によせて、トレッタキャッツ代表からのメッセージ
毎年9月20日から9月26日までの一週間、動物愛護週間が定められています。
「ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため、動物愛護週間を設ける。」
と「動物愛護管理法」で国が定めた期間です。
私はこの時期になると、初心を思い返すようにしています。
私がペット業界で仕事をしようと思ったきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災で、ペットたちが放置されたり、被災地住宅に入れなかったりしたというニュースをみたからです。
そこで、初めて動物愛護に関心を持ち、殺処分問題を知ることとなりました。
それから、地元神奈川県の動物愛護センター(横浜市、川崎市、平塚市)を巡り、殺処分問題の現状を調べました。
神奈川県平塚市にある神奈川県動物愛護センター
決定的だったのは、熊本市動物愛護センターを訪問したことでした。当時のことを訪問記として残しています。
そしてそれらの経験から、トレッタキャッツの経営理念が生まれました。
「ねこが幸せになれば、人はもっと幸せになれる。」
というものです。
さらに、2019年に建て替えが行われた「神奈川県動物愛護センター(平塚市)」に、『toletta NYANルーム』という、ねこちゃんの譲渡を促進する部屋を新たに設置し神奈川県動物愛護センターの運営を支援してきました。
他にも、いくつかの動物愛護団体様へカメラ付きねこトイレ「トレッタ」や猫砂、トイレシートを寄付するなど、私たちができる形で動物愛護に取り組んでいます。
そして、動物愛護週間である先日の9月21日に、私は神奈川県動物愛護センターの慰霊碑を訪ねました。この慰霊碑は過去に殺処分された動物たちのためのものです。慰霊碑の前で「人間のせいで大切な命を奪ってしまい本当にごめんなさい。天国で安らかにお過ごしください」と祈りました。
この動物愛護週間の期間中、私がペット業界で働く理由を改めて思い返しています。そして、初心を忘れず今後も頑張ろうと強く決意しています。