#03 エンジニアインタビュー「大企業からスタートアップへ」〜どちらも体験したから分かるコト〜
こんにちは、採用広報インターンの大久保 美月です!
今回は、Tolettaの人工知能、機械学習、バックエンド周りを担当している「 増山 義人 」さんにインタビューしていきます!
【 前略プロフィール 】
1. 増山さんは以前、大企業にお勤めだったとお聞きしました。大企業からスタートアップ転職したきっかけを教えてください。
元々元気があって勢いのある会社で働きたかったんです。
それと、ワークライフバランスの取れた生活がしたかったので、リモートワークができる会社を探していました。
自分でも企業探しをしつつ、転職エージェントさんに相談したところ、自宅の近くにトレッタキャッツという会社があると紹介していただきました。
では、増山さんはご自身で探されたというより、紹介されてトレッタキャッツを知った、という感じなんですね。
そうですね。
紹介もしてもらいつつ、自分でも探し、関心のある企業にはエントリーシートも出していました。
そうして行動していく中で、最終的にいいところに転職できたなと思っています!
トレッタキャッツの採用面接で印象に残っていることなど、ありますか?
エントリーしたあと、最初に来た返事が「猫は好きですか?」というものでした。
そのころは地域猫へ会いに毎週のように通っていたので「大丈夫です!」と返事したところ、
面接をして、オファーをいただいて…という流れでとんとん拍子に進みました。
2. 増山さんのワークライフバランスの実現には、リモートワークがとても重要ということですね。
家庭の事情の為なかなか出社するのが難しいので、リモートワークの方が自分の力が目一杯出せるかなと思っています。
仕事って、自分の想定通りにはいかなくて、次から次へと入ってきますよね。
今は、前職(大企業)にいた頃の5倍近くの仕事量をこなしています。
リモートワークだと5倍の仕事量もこなせる、ということなんですね!
そうですね、私自身は「仕事は早くこなさなければならない」と昔から思っている人間で、
仕事をこなして提出して確認して、次はこれ…という流れで仕事をしていく中で、自分自身も色々やってみたいこともあるわけで…そこでやってみていいよって言ってもらえる今の環境はありがたいですね。
意思決定のサイクルが速く回っている、ということもあるんでしょうか?
前職だと、やはり組織が大きいだけ関わる人の数も多いので、いろんな人に根回しして、アレやりますよ、コレやりますよと色んな人の了解を得て、予算取りをして…それからまた色んなハードルがあってなど、決めるまでになかなか難しいところがありました。
それと比べると、トレッタキャッツは「こういう風にしたい」というと「どうぞ」と言ってもらえることの方が多いのです。
そしていいものができましたと提出すると「次はこれね」という感じで、いいサイクルになっています。
大企業のような組織とベンチャーだとスピード感は全然違うんですね。
そうですね、前職と比べると3~5倍くらい速いイメージです。
自分で考えて、自分で決めて…
上に許可取るにしても比較的OKを出してくれるので、ではやってみます!というところのプロセスは非常にやりやすいですね。そこが1番の違いかもしれません。
3.一言で、増山さんが一緒に働くメンバーはどんな方たちですか?
リスペクトしあう関係、ですね。
年齢差や性別差関係なく各々がリスペクトしています。
それに、何かあった時は相談すれば、すぐに誰かが解決してくれます。
私からするとエンジニアの皆さんは違う分野に特化している印象があるのですが、専門外の分野でも請け負ったりするのでしょうか?
旗振り役の廣山さん(CTO)がそれぞれの得意な分野を見極めてくださっていると言う事もあって、あまり専門外の分野を請け負うと言うことはないですね。
ただ皆さん、全体として理解はしています。おそらくこういう風にやるんだろうなという考えはあって、
その中で全体感をつかみながら連携して作業しているという感じです。
基本的にはメンバーの一人ひとりが、ハイレベルな技術力を持っています。
これに加えて、それぞれの得意分野のカラーをかなり色濃く出して、役割にあたっているという印象です。
増山さんの担当はAI関連だとお聞きしました。AIの面からすると、性能が高くなるとはどういったことを指すのでしょうか?
そうですね…
例えばサービスの改善の余地として、猫の個体識別の判断がイマイチであるとか、体重や尿量がうまく計測出来ていないなどがあるとします。
そこをうまく解決し、それぞれの精度を高めていくことを「性能が高くなる」と言っていますね。
今までやってきて、ここの性能をうまく向上させられた!と言うものはありますか?
最初に入社したのが2021年の3月でしたが、当時はAI周りに詳しい方がいなかったこともあってAIに関しては1年半ほど手付かずの部分があったと思います。
そこで私が入社してAIの仕組みを紐解くことにより、かなりのコストダウンにつなげることができたと思っています。
その過程で、苦労したことなどはありましたか?
自分は元々ソフトを作って居ましたが、トレッタに入社するまではAWS周りが少し苦手でした。
しかしそこがなければ次に進めないということでしたので、そこに関しては苦労しましたね…
でも周りの方も私が慣れるまでゆっくり待ってくださったので、きちんと次に進むことができました。
AWSに関しての知識の付け方としては、どのように行われたんですか?
最初はYouTubeをみたり、オンラインセミナーで学んだりしたのですが、やはり学ぶのと実践するのとでは全く違いました。
トレッタのAWSは本当のプロの方が作っているものなので、ユーザーさんが増えても、すぐに動かせるような仕組みになっているんです。自分で学びながら、そのハイレベルなサービスに追いつくのがかなり大変ではありましたね。
4.大企業を経験した増山さんから見たトレッタキャッツの技術力についてお伺いします。
高いと思います。
少なくとも大企業の人たちと比べると一人一人のエンジニアさんはかなり高い技術力を持っていると思います。
企業のスキルの高さというのは、そこに所属しているエンジニアさんによるものが大きいのでしょうか?
そうですね、大企業だと、お金を準備して人を呼んで、その人たちに実際の作業はやってもらい、自分では作業をせずに、そこで完成したものをお客様に提出するということも多々ありました。
でも私自身は、1人のエンジニアとして考えたとき、それではダメだという思いがありまして…
そういう意味では、自分個人の能力で作って、お客様に提供するという能力はトレッタキャッツのエンジニアの方がよほど高いものを持っていると思っています。
今のトレッタキャッツの技術力を100点満点で表すとどのくらいだと思いますか?
うーん、そうですね、十分高い技術力ですが、70〜80点としましょうか。
というのは、私の息子が大学生で、その友達にすごくプログラミングが得意な子がいるんですね。たまに、その世代の子たちが作っているものを見ると、『こういう風に作るんだ』と驚かされることがあります。将来、きっとそういう世代の人たちが、100点を取るエンジニアになっていくんじゃないかと思います。
同世代の大学生の話を聞いたら私も頑張らなければと感じました笑
4.大企業経験者の増山さんから見た、トレッタキャッツで働くうえでのおすすめポイントは何でしょうか?
大企業出身の自分が言うので間違いないですが、福利厚生が良いです。
仕事環境はチャレンジでき、やった人が評価をしてもらえるとても良い会社です。
実際に良いと感じた福利厚生制度にはどんなものがありますか?
休みの申請が多く出せること、成果を出せば時間も融通が効きやすいこと、学習支援制度が充実していることなどがありますね。大企業だとサポートが無いような資格の取得などにも補助があるのはありがたいですね。
5.最後に、世界中のねこ飼い、そしてねこたちへメッセージをお願いします。
人間100歳、猫30歳を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします!!