目の外傷 | ねこの涙目、考えられる病気とは?

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トレッタねこ病院の獣医師が、ねこの病気を徹底解説!
「涙目」にかかわる病気についてお届けしています。今回は、ねこ同士のケンカなどが原因で目を傷めてしまう「外傷」について解説します。


Photo by Charlie Deets on Unsplash

目の外傷とは?

まぶたの怪我や、眼球表面、特に角膜の傷をさすことが多いです。

その症状、外傷かも!

・喧嘩をしたあとからの様子の変化
・眼や眼の縁が赤くなった
・眼を気にして掻く
・眼が開きにくいまたは閉じている

原因は?

動物同士の喧嘩では、本能的に相手の目を狙うことがあります。他のねこや他の動物と喧嘩しての際に傷を作ることがあります。また、稀にシャンプーが目に入ることによって、角膜の表面に薄く傷がついてしまうこともありますのでご注意ください。

ほかの子たちと遊んだ後に、しきりに眼を気にしている様子があれば、受診を検討しましょう。また、みるからに傷がある場合はなるべく早めの受診をお勧めします。角膜の傷が深かったり、悪化してしまうと手術が必要になったり、失明してしまうこともあります。

検査はどうするの?

目の表面に傷がないかを専用の薬品を使って検査します。また、同時に細菌感染がないかどうかもチェックします。角膜に傷がある状態で細菌感染がある場合、適切に治療されないと失明に繋がることがあります。

治療方法・対処方法は?

治療は抗生剤の飲み薬と点眼を一緒に使うことが多いです。また、ねこ自身が気にして掻いて悪化させてしまうことも多いため、治療の一環としてエリザベスカラーの着用が必要になるでしょう。エリザベスカラーは嫌がる子もおりますが、自分で眼を掻くと傷を悪化させてしまいます。傷が治るまでのしばらくの間は我慢してつけることを推奨します。抗生剤は処方された場合は獣医師さんに指示された一日の量と期間をしっかり守りましょう。誤った使い方をすると再発や薬が効かなくなってしまう原因になります。


以上、今回は目の外傷について解説しました。ねこ同士のバトルが勃発したあと、目を気にするようなそぶりを見せたら、ぜひ参考にしてくださいね。

少しでもねこを愛する皆様のお役に立てればと思います。
全てのねこの健康と、幸せな毎日を願っております。

発行・編集:株式会社トレッタキャッツ

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