スマートねこトイレtoletta(トレッタ)10月2日〜10月9日開催の「日本動物看護学会第29回大会」にて日本獣医生命科学大学との共同研究成果を発表

トレッタで取得したデータをもとに専門家がねこの排尿行動を解析

スマートねこトイレ「toletta(トレッタ)」(https://tolettacat.com/)を手掛ける株式会社トレッタキャッツ(代表取締役:堀 宏治)は、2020年10月2日〜10月9日にweb上で開催される「日本動物看護学会第29回大会」にて研究成果を発表いたします。本研究成果は日本獣医生命科学大学(https://www.nvlu.ac.jp/)との共同研究によるものであり、トレッタで取得したデータをもとに専門家がねこの排尿行動を解析した結果を発表いたします。 

共同研究の目的と背景

ねこは元来、腎泌尿器疾患になりやすい生き物であり、その予防や早期発見には、飲水やトイレでの排尿行動などの飼育環境が影響すると考えられています。しかし、これまで家庭内のねこの行動データを取得して解析することは困難でした。 これを可能にしたのが、スマートねこトイレtoletta(トレッタ)です。トレッタは、IoT技術を用いて家庭内のねこの排尿データを取得し、多頭飼いのご家庭でもねこごとにデータを記録・蓄積いたします。2019年3月のローンチ後、4,500頭を超えるねこが利用しています。トイレデータは400万件にも及び、国内最大規模のデータベースとなっています。このデータを用いて、ねこの腎泌尿器疾患の予防や早期発見に繋がる飼育環境の改善を目的とした研究を日本獣医生命科学大学と共同で実施しております。

日本動物看護学会第29回大会について

日本動物看護学会は、動物看護学を学問として確立・発展させることを社会的責務として1995年に設立されました。日本学術会議より協力学術研究団体に指定され、国内外からも高い評価を受けております。本学会が開催する第29回学術大会は「ヒトと動物を助けられる動物看護師になろう」というテーマのもと、2020年10月2日〜10月9日の期間にてweb上で開催されます。

日本動物看護学会第29回大会 公式サイト:https://www.jsvn29-web.com/

今回、トレッタと日本獣医生命科学大学の共同研究における研究成果を、日本動物看護学会第29回大会にて発表いたします。

今回の発表内容について

「IOTトイレを用いたネコの排尿行動解析」というテーマで、正常なねこと疾患に発症したねこのトレッタデータについて、荒川真希先生(ヤマザキ動物看護大学 助教 [日本獣医生命科学大学 修士] )ご協力のもと臨床的視点で解析しました。その解析結果を、日本獣医生命科学大学の石岡克己教授監修のもと、ポスター形式で発表いたします。

ポスター発表掲載ページ
https://is.gd/dxGYkm

共同研究者
荒川真希 助教(ヤマザキ動物看護大学)筆頭発表者(写真)
石岡克己 教授(日本獣医生命科学大学)監修、他4名

本研究の今後の取り組みについて

本研究は、ねこの腎泌尿器疾患の予防や早期発見に繋がる飼育環境の改善を目的としています。次のステップとして、家庭内の飼育状況を調査し、飼育状況の改善によって排尿行動にどのような影響があるかについて研究をすすめてまいります。

 

【動物病院の皆様へ】
tolettaでは、全国の動物病院様との連携プログラム「トレッタVets」を推進しています。 本プログラムにご参加いただくと、貴院の患者様のトレッタデータを、貴院と共有する事ができます。 プログラムへの参加費は無料。既にプログラム開始から1週間で40病院が参加しています。
詳しいご説明は「トレッタVets 特設ページ」 をご覧ください。
トレッタキャッツは、本連携プログラムを通じて、動物医療の発展に寄与してまいります。

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