食いしん坊の天然キャラ「茶トラ」。ねこ柄コレクション#03
毛色や模様によって、ねこの性格の傾向がわかると言われています。今回は、弊社のねこ社員・ちゃまのような「茶トラ」ねこさんの傾向をご紹介します!
茶トラは大らかな性格が多いという(モデル=サノスケ)
茶トラってどんな柄?
アメリカでは「レッドタビー」「ジンジャー」などと呼ばれる茶トラ。オレンジに近い明るい茶色のトラ柄は、野生のねこにはもともとなかった毛色です(野生ねこはもともとキジトラでした)。
茶トラはその昔、トルコ付近で生まれたという説があります。そこからアジアへと広まり、日本には江戸時代ごろに入ってきたとか。江戸時代以降の日本の浮世絵などには茶トラや三毛の猫が描かれていますが、それ以前の絵画にはこうした毛柄のねこは登場しません。ですから、茶トラは日本では比較的新しい毛柄だと言われています。
ちゃまのように白が入った「茶白」も多い
瞳の色はイエローに近いゴールド系
肉球はほとんどがピンク色
しっぽの先は白や薄いオレンジなどの淡い色
茶トラの性格の傾向
実は、茶トラはオスに多い毛柄。オスのおよそ3割が茶トラになると言われています(メスでは1割未満)。そのため、茶トラの性格にはオスらしい傾向がよく現れています。
飼い主さんから聞かれる意見で多かったのが、とにかく「食いしん坊」との声。弊社スタッフからも「ねこ社員のちゃまはとにかく食い意地おばけ。普段はあまり人に寄り付かないくせに、ごはんの時間にはスリスリゴロゴロと寄ってくる」との証言が。要求がストレートでわかりやすいのが茶トラ男子の共通項なのかもしれません。
そのほか「細かいことを気にしない大らかな性格」「おとぼけ行動が目立つ」とも言われています。みんなに愛される天然キャラ的な位置付けで、茶トラの周りはいつも笑顔が絶えなさそうですね。
空っぽのお皿を尻目に、満腹の表情。体が箱から溢れてるけど気にしない(モデル=つくも)
いたずらする顔もどこかファニー。好奇心旺盛なねこが多い(モデル=つくも)
ちょっとのことでは怒らない穏やかさが魅力!
あなたの周りの茶トラねこにもあてはまっていませんか?
よーく観察してみましょう。ねこの性格をきちんと把握して接することで、お互いがより心地よく暮らせますよ!
こちらの記事は、弊社が以前運営していた「toletta mag.」に2019年5月16日に公開された記事を再編集したものです。
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