新しいねこトイレと砂の変更にお悩みの方へ。トイレ移行アドバイス【保存版】

獣医師監修(トレッタねこ病院)

トレッタをご購入いただいてから1番多くのご相談を受けるのは、「なかなかトレッタをつかってくれない…」ということ。以前こちらの記事でもねこのトイレ切り替えのコツをお伝えしましたが、それでもうまくいかない、なんて声も。

そこで今回は、前回解説した内容と、トレッタユーザー様の実際の成功例をもとに【保存版】としてトイレ切り替え問題についてのアドバイスをまとめました!これからお伝えするチェックリストの中で、あなたのねこに当てはまるものがあるかもしれません。ボリューム満点となっていますが、ぜひ最後までお読みくださいね。

※本記事は、新しいトイレがシステムトイレであることを前提としたアドバイスとなっております。

目次

トイレ切り替えのために、まず知っておきたいこと
これからシステムトイレをご利用いただくにあたり、まずはお試しいただきたいこと

トイレトラブルを起こしてしまう
トイレからはみ出してしまう、トイレ以外の場所での粗相してしまう、とお悩みの方へ。粗相は病気の可能性もあるため、要注意です。

トイレに行く頻度が減ってしまった
トイレを替えたら、今までよりもトイレに行く頻度が減ったかも…?そんな心当たりのある方はこちら。


トイレ切り替えのために、まず知っておきたいこと

こちらの記事でも紹介しておりますが、これから新しいトイレをご利用いただく方にまずお読み頂きたい、スムーズな移行のためのポイントをいくつかご紹介いたします。

一番のポイントは、砂とトイレの両方を突然新しいものに替えないこと

今回初めてシステムトイレに変更する場合は、ねこは初めて「システムトイレ用の砂(固まらないタイプ)」を使うことになりますが、トイレ本体も中に入っていた砂も全て違うものに変わってしまうと、ねこも困惑してしまいます。そのため、砂もトイレも「少しずつ」替えていく方法をおすすめします。以下に、砂とトイレ切り替えまでのSTEPをご紹介します。

STEP1:今まで使っていたトイレで「砂の変更」

長期戦も覚悟で以下のように少しずつの変更を試みてください。

STEP2:トイレ本体も新しいものに変更

この時、いきなり前のトイレをしまってしまうのではなく、それまで使っていたトイレの隣に新しいトイレを設置し、少しずつ「新しいトイレだよ」と教えてあげましょう。

STEP3(トレッタへの切り替えの場合):トレッタの電源を抜いた状態で使ってくれるまでようすを見る

新しいトイレと、今までなかったライトとの両方を同時に慣れさせることが難しいねこもいます。その場合は、まずはトイレ本体に慣れてもらうために電源をオフにして、通常のシステムトイレとして使ってくれることを目指しましょう。

ねこが数回でも入ってくれたら、飼い主様がごようすを見ていられるときに、思い切って前のトイレを撤去してしまいましょう。すると、意外とあっさりとトレッタを使ってくれるようになることもあります。

☆実際に弊社スタッフもこの方法でトイレ切り替えが成功しました!☆


砂を入れる前からドヤ顔しちゃうねこが多いのはトレッタあるある

上記を試してもうまくいかない・・・そんな時は、以下のチェックリストを確認してみましょう。

ねこが入ってくれないときのチェックリスト

トイレの置き場所を変えてしまった

砂がねこの好みではない?

新しいトイレを設置して間もない

今まで置いていた場所と違うところに新しいトイレを設置していませんか?

トレッタの場合は電源が必要となるため、場所の変更がやむを得ない場合もありますが、ねこはとてもこだわりが強く、今までと形状の違うトイレが今までと違う場所に突然現れても、トイレだとすぐに理解できないことがあります。 
そのため、新しいトイレの設置場所はできるだけ今までと同じ場所に設置するようにしましょう。電源の都合で場所の移動が必要であれば、まずは電源をいれずに元の場所に設置し、少しずつ目標の場所まで移動する方法をお試しください。

また、システムトイレに切り替えの際には「システムトイレ用の砂(トレッタの場合は固まらないタイプ)」へ変更する必要がありますが、以前使っていた砂がお気に入りで、新しい砂を使うとトイレに入ってくれないねこもいます。そんな時は、システムトイレ用の砂の中でも、今まで使っていた砂と似ているものを選んであげましょう。
今まで使っていた砂の形状が好きな場合や、質感が好きな場合、大きさが好きな場合があります。全て当てはまるものを見つけだすのは難しいと思うので、1つでも前の砂と特徴が似ている砂をまずは選んであげて、それでもダメな場合には、また別の部分で前の砂と似ている砂をお試しください。

ねこのトイレ切り替えはプロでも2ヶ月程かかることもあります。焦らず、気長にようすを見てあげましょう。


くつろいじゃうのも、トレッタあるある。新しいもの好きで、移行がスムーズなねこもいます。ねこの性格もねこそれぞれ。


トイレトラブルを起こしてしまう

トイレを替えたら、トイレからおしっこやうんちがはみ出てしまったり、トイレ以外の場所で粗相をしてしまうようになった…それにはねこによって様々な理由があり、体調不良の可能性もあるので注意が必要です。体調不良が原因ではない場合には、少しの工夫で簡単に解決できることもあるので、お困りの方は以下をチェックしてみてください。

トイレトラブルに関するチェックリスト

膀胱炎や便秘等になってしまっている

自分の足が砂の上に乗っているので、体もトイレ内に入っていると思ってしまっている

砂を踏みたくない

きれいなトイレしか使いたくない

トイレに入っていた時にトラウマになってしまう出来事があった

膀胱炎や便秘になってしまっていると、膀胱や肛門に違和感があり様々なところで踏ん張ってしまうことがあります。まずは獣医師さんへ相談しましょう。

トイレの体勢がユニークな子もいます。
トイレからはみ出しておしっこやうんちをしてしまう時は、トイレの奥側に砂を寄せてみてください。そうすることでトイレの奥まできちんと入ってトイレを済ませてくれることがあります。
砂を避けてトイレに入るような子は、砂を手前に寄せて砂のない足場を奥側に作ってみてください。
☆実際にこの方法でお悩みが解決したねこもいます☆

また、ねこはきれい好き。トイレはこまめに掃除をし、定期的な丸洗いしましょう。きれいなトイレしか使いたくないねこは少なくないため、一般的にねこのトイレの設置台数はねこの頭数+1台が推奨されています。

その他、トイレ周辺で大きな物音や叱られてしまったなどの出来事があると、トラウマになってしまいトイレ外での粗相につながってしまうこともあります。事前に、洗濯機の近くやドアの近くなど大きな音が出るものの近くはなるべく避け、静かなところに設置してあげるのも1つの手です。


トイレに行く頻度が減ってしまった

トイレを替えたことでトイレに行く頻度が減ってしまうことにも、理由と対策方法があります。 

長時間我慢をしてしまうと病気になってしまう恐れもあるので、下記を参考に、注意しましょう。

トイレ頻度に関するチェックリスト

ねこがいつもいる場所から遠いところにトイレがある

家族で喧嘩をよくしたり、大声を出す人がいる

来客が苦手で隠れることが多い

トイレはなるべくねこがいつもいる場所から近く、冬場でも寒くなく暖かい場所に設置してあげましょう。特に冬場は、寒いからといった理由でトイレをギリギリまで我慢してしまい、膀胱炎になってしまうケースがあります。

また、トイレの近くで大声を出すなど、ねこが驚いてしまうようなできごとはありませんでしたか? 隠れている時間が長くなってしまった可能性があります。大声を出さないようにし、おやつなどで信頼関係を築いてください。

その他、飼い主様ご家族以外の人が家に入るのが苦手なねこは、隠れることにより、トイレに行けなくなってしまいます。そんなねこには、いつでも行ける避難場所を確保し、トイレもそこに設置してあげてください。


いつでもねこがリラックスできる環境に


あなたのねこに当てはまりそうなことはございましたか?

ねこはとっても慎重派の子が多いので、焦らずゆっくりと解決していくことがとても大切です。「うちの子はこれが原因!」と思い込んでいた飼い主様も、色々と試していただく中で、全く関係のないことが原因だった、なんてこともあります。こちらの内容が少しでも多くのねこと飼い主様のお役に立てましたら幸いです。

この記事を書いた人

飯塚 友李乃

トレッタねこ病院 看護師
飯塚 友李乃

足立文化学園 専門学校ビジョナリーアーツ ペット学科 キャットマスター専攻 卒業、トレッタねこ病院へ入る前は都内のねこ専門病院にて看護師として勤務。

ひとこと

生まれた時からねこと暮らし、幼少期からずっと将来は動物関係の仕事につくと心に決めていました。その中でも、保護ねこ活動に携わり少しでも多くの命を救うお手伝いがしたいという思いから、まずはそこに活かせる知識をつけるため、看護師という道を選びました。言葉を話せないうえに病気を隠そうとしてしまうねこがつらい思いをしないように、またそんなねこの病気に気づけず飼い主さまがつらい思いをされないように、トレッタと共にできる限りのサポートをしていきたいです。正しい知識とトレッタが広まり、世界中のねこがしあわせになれますように。 最近は、保護ねこのここあちゃんを実家にむかえてメロメロです!

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